みそタク裏話その1 お客さんのお話

何を隠そう(隠してない)わたくし、都内で12年間タクシー乗務員をやっておりました。

タクシーについてのネタを募集してみたところ、世界中からお便りが届いてうれしい限りなので順番にお答えしちゃいます!

真っ先に届いたお便りはこちら!

いきなりヘビーです…困ったぞ。でも頑張ってお返事書きます。

さて、まずは長いタクシー生活、その12年間でいったいどれだけのお客さんを乗せたのでしょうか?

ちょっとおおざっぱに計算してみましょう!

もちろん場所や会社によって違いますが、僕の場合

■1勤務で乗せるお客さんの数=50~70人 → 平均60人

■1ヵ月の勤務日数=12~14回 → 平均13回

■1ヶ月の乗車人数 = 780人

とすると…

12年間で乗せたお客さんの数「112,320人」

11万!なんとびっくり東京ドーム2DAYSライブができてしまう。

それだけのお客さんを乗せたとなると、やはり色々な方がおられます。

お題は「無駄に急ブレーキ踏みたくなるぐらい」ということなので、控えめに思い出してみるとこんな感じ。

常にケンカ腰

お客「新宿!」

運「新宿のどちらですか?新宿駅ですか?」

お客「ほかにどこがあるんだよ!!」

この理不尽系けっこう多いです。

お客さんもストレスが溜まってるんでしょうね。

 

でも座った瞬間に「よし、ケンカしようぜ」なんて言われるとめちゃめんどくさい。(何人かいました)

ちなみに「ぶっ◯す」と言われたことも数え切れないほど。

あなたの命を預かっている最中の運転手に言うとはこれいかに…?

それでもさらっと受け流し丁寧に運転して送り届け、笑顔でありがとう。

行き先を言わない・起きない

「まっすぐ行って」しか言わない人。

詳細な場所を聞こうとしても「いいから行って」となるので詰む。

こういう方の体感99%は、言ったきり下を向いて携帯をいじり始めるか寝るので、かなりの確率で曲がる場所を行き過ぎます。

 

客「ちょっと!いまのとこ曲がるんだけど?」

知らんて…最初に言えば曲がったでしょうに…

 

これ系のクレームが非常に多いです。

「寝てる間に遠回りされた」「わざと起こさなかった」など…

車内カメラの録画など見て検証する必要があり、超めんどくさい。

 

僕はそれこそ「無駄に強めにブレーキを踏んで注意を外に向けさせる」「文句を言われようが定期的に声かけ」などの地味テクニックを駆使してクレーム回避するスキルを覚えました。

ちなみに女性は叩き起こせない(男性も本来はダメですが)ので、いくら声をかけても起きない方は警察を呼ぶことになります。超めんどくさい。

最初の話と違う

お客「◯◯駅まで」

運「△△を通って□□経由でよろしいですか?」

お客「ええで」

~数分後~

お客「は?どこ通ってんの?」

運「△△で、□□の手前です」

お客「なんでだよ!」

 

これもめちゃくちゃ多い。言った言わないになって必ずモメます。

どんなに気をつけて聞いても起こるのでかなりのストレス。

たとえ近道であってもお客さんにとっては「いつもの道以外は遠回り」という心理がある。

安全優先なのか、料金優先なのか、時間優先なのか、いつもの道がいいのか、お客さんの意図を汲み取る必要があります。

まとめちゃう

マジもんのトラブルの話はいずれ書くとして、カチンと来るぐらいの話をするとこんなものですかね…

でもこれは対応に慣れてしまうので、問題になるかどうかは運転手の意識次第といったところでしょうか。

「無駄に急ブレーキを踏みたくなる」

というイライラは確かにしょっちゅうありますが、もちろん心の中だけに留めます。

 

何を言われようが相手が誰であろうが、距離が近かろうがプライドを持って安全運転をし、目的地まで送り届けます。

お客によって対応に差が出ることはプロとしてありえません。

請けた仕事は最後まで完璧にやりとげる。モメるのはその後。というのが僕のポリシー。

やばい!ちょっとまじめに書いてしまった!!!

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