御神崎目次
この度私がご紹介させていただくのは沖縄県の石垣島の観光スポットについてです。
みなさんは石垣島には訪れたことはございますか。
石垣島は沖縄本島よりさらに南に位置し那覇空港から新石垣島空港までは約1時間で到着いたします。
石垣島には観光スポットもたくさんあり、綺麗な海や石垣島限定の食べ物、マリンスポーツなど1年を通し多くの観光客でにぎわっています。
また、石垣島よりまたさらに南に位置する八重山諸島までのアクセスポイントとしても石垣島を拠点としています。
そんな石垣島は様々な魅力であふれています。
海の魅力や山の魅力、自然界の魅力などパワースポットもたくさんあります。
そして公園や展望台、灯台などほんとにたくさんの観光スポットがあります。
島内の岬には灯台もいくつかあり、みなさん一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。
そんな今回は石垣島の最西端にある「御神崎」についてご紹介させていただきます。
最も西にあるということで空港からも少し距離がございますが、そこから見える景色には圧巻の一言です。では早速紹介させていただきますね。
◆御神崎について
「御神崎」は「うがんざき」または「おざんざき」と読みます。
石垣島の最西端に位置している岬で、屋良部半島に位置しています。
そこにはシンボルでもある白い灯台があり灯台から見る景色はまさに絶景そのものです。
「御神崎」の高台は標高37mにもなっていて、天気のいい日にはその高台から20キロ先にある西表島を見ることができるそうです。
20キロも離れているのに見ることができるなんて石垣島の空気が透き通っている証拠なんですね。
そしてそんな「御神崎」は高台の一目先にはまさに断崖絶壁の景色が広がっています。
荒々しい海とともに少し怖いといった印象を抱いてしまうかもしれません。
ですが、慣れてきたらそこからの景色を思い切り楽しんでいただけると思います。
周辺には遮るものがなにもなく開放感を全身で味わうことができます。
周りの岩にも登ることはできますが、くれぐれもご注意ください。とても危険です。
また柵などは設置されていないので小さなお子様はもちろんみなさんお気をつけくださいね。
売店などはありませんが、駐車場にトイレと自動販売機が設置されています。
「御神崎」は少し悲しい歴史があるみたいなのでもし気になる方はお調べください。
調べたあとにこちらに訪れれば石碑が設置されている理由などが分かると思いますよ。
◆御神崎の見どころ
「御神崎」の見どころについてですが、いつこの場所に訪れるのがいいのかという観点から説明していきたいと思います。
まずもちろんですが、明るい時間帯に訪れここからの壮大な景色に感動してしまうこと間違いないでしょう。
透明感のあるエメラルドグリーンの色の部分もありますが、海が進むにつれ濃い青色の荒々しい海となっています。
石垣島のビーチでは見ることのできない、力強い海をここでは見ることができます。
海を楽しむだけでなく周辺に植物たちの観察もすることができます。
季節ごとに咲いている花も違えば雰囲気も異なるので写真好きの方でいぎわっています。
特に多くの方が訪れるのは4月~5月の期間にかけてです。
この時期は石垣島では初夏になりたくさんのテッポウユリが辺り一面に咲き渡るそうです。
このテッポウユリが咲くことにより暑い夏の始まりを島民に知らせるんだそうです。
あたり一面に咲き渡るテッポウユリはとてもキラキラしていて花の香とともにとても癒されますよ。
そして時間帯をずらし夕日の見えるサンセットの時間にお越しいただくのはいかがでしょうか。
最西端に位置しているのでとても夕日が綺麗に見え石垣島のナンバーワン・サンセットスポットとしても知られています。
一目ここの夕日を見ようと毎日多くの人が訪れているそうです。
滞在中に一度でも見に行っていただきたいです。
そして最もオススメしたいのが、岬に立つ灯台の一般公開がされる11月1日です。
普段は閉鎖されている灯台ですが1年に1回だけ公開され一般人も登ることができるのです。
この日は「灯台記念日」とされていて高さ17mの灯台から周りの景色を見ることができるのです。
多くの人が灯台に登ろうと島民はもちろん観光客の方でにぎわっているので、混雑状況など調べてから行くようにしてくださいね。
(こちらの一般公開は毎年とは限らない場合がございます。また、コロナ禍のため閉鎖している年もあるかもしれません。その点もしっかりとお調べください。)
普段は灯台に登ることができないのですが、もちろん登らずとも美しい景色を見れることは間違いないです。
海の香、潮風の音を体全体で感じることができ目の前に広がる景色を自分だけのものにできます。
ただし、岬なので強風にお気をつけください。
とても風が強く。岬までの道のりも危険なものになっています。
こちらに行く際にはパンツにスニーカーが必須になってくると思います。
たくさんの見どころがありますので是非、みなさん一度は行ってみてください。
◆御神崎の周辺
「御神崎」は石垣島本島の最西端にあり周辺は自然に囲まれています。
周りに観光スポットなどはなく、どこかに行くにしてもレンタカーが必須となります。
そして移動距離が少し長くなってしまいます、そんな「御神崎」から5キロほど進んだところに「ガーデンパナ」といった小さなお店屋さん兼カフェがあります。
そちらのお店では沖縄の自然の恵みをたっぷりと使用したオリジナルの調味料が販売されています。
お店自体も高台の上に建っており石垣島の海を見下ろすことができます。
カフェでは石垣島の太陽をたっぷりと浴び育ったハーブティを楽しむことができます。
その他軽食メニューもございますので観光中の休憩として立ち寄ってみてくださいね。
石垣島らしい南国メニューを食べることができますよ。
そして、石垣島を訪れた際には誰もが絶対に行きたい!と思う観光スポットが「御神崎」の近くにあります。
石垣島と言えばこの景色となるのではないでしょうか。
道のりは7キロほど進んで行き、そこには「川平湾」が見えてきます。
川平湾は石垣島で最も美しい景勝地となっており波もとても静かで、エメラルドグリーンの海が目の前に広がっています。
川平湾は誰もが憧れる人気有名スポットではないでしょうか。
真っ白な砂浜に辺り一面に広がる美しすぎる海にきっと呆然としてしまいます。
ぷかぷかと浮いている船もまた川平湾の美しさを盛り上げてくれています。
川平湾は遊泳禁止となっているので、くれぐれもご注意ください。
また、すぐ隣にある川平公園にも足を運んでいただきたいです。
川平公園は遊歩道が設置され散策することができ、展望台があるのでそこからさっきまでいた川平湾の全体を見渡すことができるのです。
間近で見た川平湾とはまた違った雰囲気を味わうことができます。
どこまでも続く真っ白な砂浜と、遠くまで見ることのできるエメラルドグリーンの海、まさにここに来た時に「石垣島に来たんだ!」と気持ちが高ぶってしまいました。
川平湾は石垣島観光に欠かすことのできない観光スポットです。
お時間のある人は浜辺から見るだけでなく、「グラスボート遊覧」をしてみるのはいかがでしょうか。
駐車場の付近に受付があるので、そちらで料金を支払いあとは乗るだけ!です。
ボートに乗るとガラス張りになっている底から海の中を見渡すことができます。
美しすぎる海の中にカラフルな魚がたくさんいたり、サンゴの観察もできるので大変人気となっています。 30分ほどのツアーになり、料金も大人1200円、子ども600円とお安いので是非おためしください。
川平湾の駐車場はとても広く周辺には売店としてお食事処やカフェ、アクセサリーなどが売っています。
観光のあとは少しお散歩をしながらこちらのお店も回って頂きたいなと思います。
中でも隣接している「川平公園茶屋」というお店に寄っていただきたいです。
親子で営んでいる茶屋になり店名の通り、公園の中にあるようなお店の庭の雰囲気になっています。
店内も木の机・椅子などで落ち着いた雰囲気となっており1番人気メニューの「八重山そば」となっています。
八重山そばは沖縄のソーキ蕎麦とまた違った味付けや見た目となっているので、是非この場で体験していただきたいです。
八重山蕎麦の特徴は麺のもちもち食感だそうです。
また、石垣島の食材をふんだんに使った「ゴーヤチャンプルー」も人気商品となっています。
疲れた体を元気の出る石垣島のメニューで元気づけてあげてください。
◆アクセス
では石垣島の最西端にある「御神崎」へのアクセス方法をお伝えいたします。
「御神崎」は新石垣島空港から車で約45分。石垣島離島ターミナルからは車で約35分のところに位置しています。
空港が石垣島本島の東側に位置しているので反対の方向になり少し移動時間がかかってしまいます。
そんな道のりですが、空港から県道79号線を北へ進んで行くと「御神崎」の看板を発見することができると思うので、あとは看板の表示に従い進んで行けば迷うことなく比較的簡単に到着できると思います。
レンタカー以外の方法ではタクシーを使用します。
ですが、目的地に到着後、タクシーが一度帰ってしまうと帰りの際に待ち時間がすごく長くなるのでその場で待っていてもらうようにしてください。
また、路線バスなどで行くことはできないので「御神崎」に行きたいのであればレンタカーを借りることをお勧めいたします。
無料駐車場は10台ほど完備されています。
付近には赤い屋根のトイレがありますのでこの建物の横が駐車場になります。
台数も少なく道も狭くなっていますので、安全運転でお願い致します。石垣島の最西端に位置し空港や市街地から少し距離がありますが、島を1周したりドライブをする途中に寄っていただくのはどうでしょうか。
素晴らしい景色を見ることができますよ。